Sohamのボディワーク(施術)の特徴

Sohamのボディワークは「穏やかな働きかけ」「重力の中での動き」「共同作業」「楽しく心地よいこと」の四つを特徴とします。
Presencing Somatics(プレゼンシング・ソマティクス)をベースにさとう式リンパケアの技術も取り入れています。

穏やかな働きかけ

○外から力を加えて無理に身体を矯正するような方法はとりません。そのようなやり方では、時間が経つと施術前の状態、さらにはもっと筋緊張が増すといったことが起こるからです。

○身体が自然に整う力(自己調整力)を引き出す筋膜・筋・腱・靭帯への穏やかな働きかけをします。今あるお身体の状態を尊重しつつ、より自然な変化の可能性を探求します。

タッピング…トントンというやわらかなタッチ。小さいからこそパワフル。
ロッキング…身体のリズムに合わせたゆらしの技法。心地よさと共に自由な動きを思い出す。
ディコンプレッション(DS)…固く縮んだ組織をさらにそっと縮め、寄り添うタッチ。一見矛盾したような革新的な方法で身体の芯からリリース。
ムーブメント…脚全体、上肢(手、腕、肩甲骨まで)全体、身体全体の動きのつながりを思い出す、動きの再教育。
呼吸…ワーク中に大活躍、実は呼吸をするだけで身体はゆるみます。セッション前後で呼吸の深さを感じてみて。

脚全体のDS

<脚全体のDS>

重力の中での動き

○身体を体液で満たされた体腔と三次元で捉え、全身にアプローチしていきます。足のワークをしているときに頭までゆるむのを感じられたりするのはこのためです。

○ボルスタ(大きなふかふか枕)を使った横寝のワークで、骨盤・背骨・肩甲骨を立体的に動きをいれていきます。
妊婦さんは心地よく、お腹の中の赤ちゃんも大喜びでよく動くワークです。

ds

<上肢全体のDS>

共同作業

○最大の特徴は、プラクティショナー(施術者)とクライアント(受け手)の共同作業だということ。ただ受け身でいるだけではなく自分の身体を感じるのが重要です。そこには、Meeting Place(出会いの場)が生まれます。

○無意識な身体の動かし方のクセ、普段意識することのない感覚、知覚など、自分への「気づき」が内側から起こる変化の大きなカギです。

○身体感覚に働きかけ、今までパターン化された身体の使い方を脳がリセッティングするため、セッション後も変化のプロセスは続きます。

Meeting Place

<Meeting Place>

楽しく心地よいこと

○自己調整力がよく働くのは、心地よく楽しいとき。
穏やかなワークですが、痛みや不快感が生じることのないよう、対話を大切にしています。

○身体を感じる好奇心をお持ちください。

Presencing Somatics(プレゼンシング・ソマティクス)のこと

米国の手技療法家・上級認定講師Jack Blackburn(黒焦げジャック)が発展させた手技療法技術と概念。
技術の特徴は前述しましたが、土台の概念について少しふれてみましょう。

プレゼンスとソマティクス

プレゼンス(今という瞬間に在ること、気づき、マインドフルネス)
ソマティクス(自分の身体の中で起こっていることを主観的に感じること)

身体を中心にしたソマティクス的な意識を通して、今この瞬間に在ることを選択している、そう認識するときにプレゼンシングは起こるのだ
~Jack Blackburn~

・・・なんのこっちゃ??ですよね(笑)
とてもシンプルなことなのですが、言葉にするとややこしいかもしれません。

少し具体的に説明してみましょう。

jack

<Jack Blackburn先生>

今を生きる身体と時間を旅する頭

身体というのは、瞬間瞬間を生きています。
自律神経によって制御されている呼吸や心拍、体液循環、刺激を脳に伝える作業、それらに対する反応・・・すべては全く私たちの無意識のうちに行われています。
身体の60兆個の細胞は生きている間中、生まれ変わり続けているのです。

ところが、頭は過去にあったことの思い出や、これから起こることへの心配、感情的なざわめきにとらわれてしまいがちです。
身体に顕れている慢性の痛みや不調の多くは、こういった頭や心の状態を映し出していたり、今は治癒した昔のケガの代償パターン(かばう動き)を持ち続けていたりすることから起こってきます。

現在の身体は今までの身体や頭の使い方のクセの結果です。大切な人生の歴史ともいえるでしょう。
自分の身体を尊重し「いま」の身体に気づくだけで、身体はもうすでに変わり始めていきます。なぜなら、身体は瞬間瞬間生まれ変わっているものだから。

脳に刻み込まれた古傷や負担のかかる身体の使い方をリリースすると、自由な動きを取り戻すことができます。

「今、この瞬間の身体を感じる」つまり「外側に向きがちな意識を身体に戻してみよう」というシンプルなプロセスで、身体が自由になることのみならず、頭や心が静かになるのを感じられるかもしれません。
一瞬一瞬が鮮やかな「今」を味わう入り口のひとつ。それがプレゼンシング・ソマティクスです。