こんにちは。
Meeting place soham(そ~はむ)ボディワーカーSayuriです。
寒さと不調、視野を拡げてみると
先週あたりに、ぐんと気温が下がりましたね。
日々のエクササイズを続けている方の中にも
「ケアを始めてからなくなった痛みがまたでてきた」
「最近足をつらなくなっていたのにつりました」なんてお話もちらほら・・・
ケアしているのにどうしてだろう?
よくなっていないのかな?
一時的に観ると、なくなっていた痛みがでてくるのは悪くなっていると感じてしまう
そんな風に不安を感じることもあるかもしれません。
ですけれども、視野を広げてみると違うことが見えてくる。
今日はそんなお話。
痛みは身体から贈られるメッセージ
こんなグラフは自然界に存在しないよね
と、姿勢調整エクササイズの仲間で話題に上がりました。
例えば、今の調子がツライ状態だったとして、日々のケアを続けたら右肩上がり・・・
なんてことになることはまずないと思います。
どんな天才と呼ばれるアスリートでも、日々のトレーニングに伴い調子が右肩上がりし続けるなんてことはありません。
調子がよかったり悪かったりしながらも、その振れ幅を最小限にして、コンスタントに結果を出していけるのが一流アスリートですよね。
例えば肩の痛みがあるのが悪い状態で、まったくないのがいい状態
というふうに、良い悪いで分けて観るのもちょっと残念。
もちろん、痛みの大きさは調子を表すひとつの指標にはなりますが。
痛みは身体から贈られる何らかのメッセージです。
(「送られる」のつもりが「贈られる」と入力されましたが、こちらがぴったりかも 😆 )
ゆらぐ自然、ゆらぐ身体
日本には四季があって、季節ごとに身体の状態も変わります。
春は身体が開いていきますが、冬はぎゅっと縮こまる
縮まると固くなるので、巡りにくくなったり痛みがでたり・・・
日常生活でも、新しい環境になったりすると心身が緊張して
あとで疲れがどっと出てきたりもします。
女性は、生理なんかもゆらぎの要因になります。
波のリズムのように、私たちの心身もゆらゆらしながらバランスを保っています。
次の図をご覧ください。
感覚は相対的で不確か
これはイメージの例ですが、例えば身体がツライ「今」からスタートして
ケアを始めると最初はどんどんよくなります。
そのうち、変化を感じられなくなったり
なんか調子が悪いぞ?と思うことがあるかもしれません。
けれども、調子が上がってきた時から比べると悪くなったと感じるかもしれませんが、何もしなかった時よりも調子のいいということもよくあります。
冬はちょっと辛くなったりもするかもしれませんし、
転職があったら少し停滞時期を感じるかもしれません。
そんなあがったりさがったりを繰り返しながらも日々、身体を感じたりケアしたりをしていくと
気がついたら三年後には、だいぶ調子が上がってきている
なんてことに気づくことでしょう。
感覚って大切なセンサーですが、相対的なものなので、不確かでもあります。
単に痛みがない状態を良しとするのではなく
日々、自分の身体と対話しながらセルフケアをすることで
調子が落ちたら丁寧にケアしたり、休んだりして、自分で回復する術を心得ていて
ゆらぎの振れ幅が大きくなり過ぎないでいる
大きなスパンで見たらずいぶん調子があがっている
徐々に自分の身体と仲良くなって、その調子がさらに上がっていく・・・
大事なことはそんなことかなと思います。
ですから、今の寒い時期に痛みが出るのは、
どんなことをすると身体が楽になるのかな?
なんてことに気づくいいチャンス。
実は、私も先週あたりに首肩に痛みがありしんどい状態でした。
なので、普段よりも丁寧に縮んだ筋肉をゆるめてあげたり、筋肉を使ったり、
目を温めたり
身体をあたためる食べ物を食べたり
信頼できる人の手も借りて・・・今は調子がイイです。
しんどい時には、自分だけでがんばろうとせず人の手も借りる、それもgoodなこと 🙂
なにより心がほっとします。
問題はクリアするもので、敵視するものではない
痛みに限らず、人生にの起こる問題を敵視するのではなく
問題をクリアできたり、受け入れたり、回避したりしながら
ひょいひょい波乗りしていけたら楽しいように思います。
これさえやっていたら健康!
毎日絶好調!
なんて魔法のようなものはなくて
自分の身体を知って
ケアする方法を知れば
自分自身を信頼して生活ができる。
寒くて身体の調子が・・・という方はぜひ、いろいろと試してみてください。
そんな時にぴったりなケア、エクササイズに出会うのを楽しみに♪
自分が一番自分を整えることができるのですが、
自分だけではムリ~!という時には、自分にぴったりな施術を受けるのもおススメ。
もちろんSohamでも、セルフケアのガイドであれ施術であれ、その時にぴったりな方法でサポートさせていただきます。
冬も美しい季節ですね。
ますます寒くなりそうですので、どうぞご自愛ください。
それでは、また~
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