こんにちは。
Meeting Place Soham(そ~はむ)
Sayuriです。
ヒモトレ
先日、バランストレーナー小関勲さんのヒモトレ講座に参加してきました。
ヒモトレとは、
ヒモをゆるく身体にまとう「ヒモ巻き」と
輪っかにしたヒモを手や足に巻いて動く「ヒモエクササイズ」
とっても簡単で、瞬時に、驚くほど身体が楽になります。
何かを加えたり、鍛えたりするのではなく
(プラス)
偏りが薄まり
(マイナス)
等身大の身体の状態に気づく
というのがミソ。
もう既に私自身や家族、
クライアントさんにも試して頂いて、
そのおもしろさを体感してはいましたが
たくさんのおもしろい体験と
分かりやすい説明は、
終始「うんうん、そうそう」「やっぱりそうなんだ~」など
とても共感できる内容でした。
実際に、医療や介護、養護学校やスポーツ、
音楽の分野などでの症例や動作の違いの動画を見ると
「ここまで変わるのか~!」といった大きな驚きと
感じたのは大きな可能性。
変わるというより、本来の身体が見えてきた結果、さらに変化していける
既にある
現代社会の生活環境は、身体に大きな偏りを生み出します。
そして、身体は凝りや痛み、さらには病気などを引き起こしますが
潜在的な力はとっても大きく、
スイッチを入れさえすれば、
その瞬間に、身体は機能し始めるようです。
ヒモのガイドによって、
緊張しすぎな部分はゆるみ、
ゆるみすぎな部分にはいいテンションができる
そのバランスがとれるだけで、全身が協調して動くようになる・・・
「既にある」のですね。
主体は自分
主体は自分にあるので
ヒモはガイド役。
主体を奪わないように、本でも説明は最小限、
どこに巻くか、どんな風に巻くかは、自分の身体に聴いていく。
ヒモトレはメソッドではあるが、メソッドの位置づけではない。
というお話も、印象に残りました。
このメソッドは素晴らしい。
このメソッドを広げよう。
などいうのはよくあり、
それも多くの人が幸せになることなのかもしれませんが、
せっかくいいメソッドだったとしても、その枠にはめた途端、
メソッドありきになってしまうような気がして
少し残念なこともあるなぁ思っていたのです。
枠にはめた方がいいときもあると思いますが
身体の可能性
可能性のある身体。
可能性のある自分自身。
それを知ることや、生かせるためのツールが方法や道具なのにな~
なんて、よく思っていました。
非常に有効なツールであると同時に
道具によって主体を奪われることのないヒモトレ。
小関さんはヒモトレをオープンソースにされていることで、
様々な現場からの発見で、多くの人たちの手で
ヒモトレ自体も進化しているというのもステキ♡
驚くほどの効果がたくさん出ているものの、
それはバランスが整ったがための結果。
目的を持たずにやってみると、
自分自身の中に思わぬ発見があるかもしれませんね。
私も日常の中でいろいろと実験してみます。
小関さんのあり方から生まれる場の空気感がとても心地よく、楽しい時間でした。
Sohamでも、「ヒモトレ」をどんどん活用してまいりますので、お楽しみに!
普遍的なことは、とてもシンプルですね。
それでは、また~
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