こんにちは。
Meeting Place Soham(そ~はむ)ボディワーカーSayuriです。
水口農場でお味噌造り
毎年恒例!栃木県大田原市の水口農場へ、お味噌造りに行ってきました。
もう8年ほどお世話になっていて、年に何度か援農にも行っているので、実家へ帰ったような感覚です。
使うのは、農場の無農薬・在来種の青大豆/黒大豆・米麹・伊豆大島の自然海塩。
大豆の国内自給率が6%しかない今、無農薬で、さらに在来種なんて、本当にありがたいこと♡
(今は、一代限りで種取りができないF1の種やアメリカ産の遺伝子組み換え大豆が多いです 😥 )
水口さんと蒸かした大豆。
大切に育てられた大豆は、蒸しただけで、栗を食べているかのように、口の中に甘みが広がります 😳
種菌を振って、丸二日ほど発酵させてできた米麹。
原料はもちろん、水口農場自慢の無農薬こしひかり。
これもおいしすぎて、つまみ食いがとまらない~っっ
。
お塩と麹、大豆ミンチを合わせて味噌玉をつくり
樽に詰めたら、あとは微生物たちにおまかせです♪
一年後くらいから食べることができて、熟成が進めば進むほどコクが出て、薬効も高くなります。
お味噌汁にするには、一年半くらいがフレッシュな香りでおいしいです。
味噌の三礎(味・身・美)
さて、味噌の語源は様々ですが、三礎という考え方があります。
『味の礎』⇒おいしく、味付けの基本調味料
『身の礎』⇒健康を維持して、生命活動の源となる
『美の礎』⇒美しさと若々しさの源となる
味噌の原材料は、大豆、麹、塩。
用いる麹によって、米味噌、麦味噌、豆味噌と分かれます。
お味噌には、質のいいたんぱく質が消化しやすい形でたくさん入っていて
ビタミン・ミネラル・不飽和脂肪酸も豊富なので
いわば「良質の血液材料セット」。
お味噌の有効菌や繊維質が腸内の環境を整えて
「造血のための環境づくり」もバッチリ。
身体を早く温めて内臓を強化し、抗がん作用、抗酸化作用にも優れています。
原爆が投下された時に、被爆した人がお味噌を常食して助かったという話もありますから、現代には欠かせないものかもしれませんね。
じっくり発酵されたお味噌は、自然の力がたっぷり詰まっています。
なので、工場で作られたサプリメントやお薬を摂るのとは違って、総合力の高い身体の礎となるのです。
Sohamでは、体質改善されたい方や、健康的に減量したい方には、毎日一杯のお味噌汁をおススメしています。
お味噌の選び方
こんな素晴らしい力を持ったお味噌ですが、市販されているものの多くは、遺伝子組み換え大豆を使っていたり、短期間発酵で、化学調味料が使われていたりするので、残念です。
おいしく、元気を造るためには、自然醸造のお味噌を選ぶことが大切なポイントです。
それでは、どんなお味噌を選んだらよいのか?
私が考えるお味噌の選び方のポイントを優先順に並べてみます。
①原材料は、大豆、麹、塩のみ
だし入り、酒精(エチルアルコール)入りは、発酵を止めてあります。
生きているお味噌は呼吸し続けてガスが発生するので、蓋などに、空気孔があるのも目安になります。
②一年以上熟成されている
これは、メーカーに問い合わせないと分からないこともありますが、丁寧に作られている味噌には熟成期間の記載もあったりします。
③国産大豆
お味噌には、遺伝子組み換え作物と記載する決まりはないので、アメリカ産大豆≒遺伝子組み換え大豆と思っていいと思います。
④自然海塩
お塩の質=血液の質といっても過言ではありません。
➄無農薬大豆
無農薬に超したことはありませんが、発酵の力によって、農薬なども中和されるようです。なので、最後にしました。
このくらいでしょうか・・・
思いついたら、また追記します。
毎日の食事に使う調味料が身の礎を作ってくれるので、
特に健康のことを考えなくていいな~という感覚があります。
健康のためにあれこれ取り入れなくても、
一杯のお味噌汁がもたらしてくれる当たり前の健康。
日々、丁寧に作られた本物のお味噌を食したいものです。
身体を温めたい貴女は、手作り味噌にチャレンジしてみては?
自分の手の常在菌が入ると、自分にぴったりなお味噌が出来上がるそうです。
私は、この水口農場米味噌をベースに、麦味噌と豆味噌を体調や季節、料理などに合わせて使い分けています。
その使い分けについてはまた今度。
水口農場のお味噌をお味見したい方はお気軽にどうぞ♪
水口農場のおばあちゃんと一緒にパチリ。
90歳でお肌つやつや。来客も多いのに、私の名前もはっきり憶えていてくれます♡
それでは、また~
参考:農林水産省webサイト
『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て(放射能対策編)・大森一慧、磯貝昌寛著・サンマーク出版』
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