こんにちは。
Meeting Place Soham(そ~はむ)Sayuriです。
意識することで身体が固まる
「いいと思って意識していたことがそうじゃなかったんですね」
こんなことを、クライアントさんからよく聞きます。
〇背筋を伸ばして胸を張る
〇大股で歩く
〇歩くときには踵から着地
〇下っ腹に力を入れて立つ
・・・
あげていくとキリがありませんが
何かの情報(外側からの正しさ)
に従って脳から身体をコントロールしようとすると
身体のどこかにムリな力がかかるので
バランスが崩れ、全身のつながりがとぎれてしまいます。
やった感≠身体の機能性
この姿勢はけっこうしんどいから筋肉が鍛えられる
疲れるから、身体に効いていそう・・・
といった“やった感”も要注意。
それで快適ならばいいのですが
そうでないことがほとんど 😥
全身を使えていないために、
姿勢を保つために力んだり
緊張している部分があるから
疲れてしまうのです。
身体に教えてもらう
逆に、セッションを受けていただいて
身体の心地よさに気づいていく(内側で自分に聴いていく)と
「楽なのに、姿勢がいい感じがする~」
「身体が軽いから、自然と足が動く~」
こんな感覚を共有できるのがうれしいこと♡
心地よいという感覚は、理にかなっているので
結果的に、身体本来の動きになっていきます。
この時、身体から脳へ動きが伝えられています。
身体の機能にブレーキをかける思考
人間の脳というのは、自分の価値観でさまざまなことを考えます。
動物にはない、高度な創意工夫をできるのも脳ですが
思い込みや考えすぎで、身体や心を戸惑わせるのも脳です。
身体は生命維持する機能を休まず働かせる
素晴らしい役割りを果たしていますが、
いつでも休みなく考え続けがちなのが脳の特性w
その身体の機能にブレーキをかけてしまっているのが、
多くの場合、自分の思考なのです。
それが、思考で
“〇〇を意識する”と、身体の動きが制限されてしまうことが多い理由です。
脳という小さいシステムで、
命のしくみをコントロールするなんてそりゃぁ難しいって思います。
自分でブレーキを踏みさえしなければ、
身体はいい塩梅に動いてくれるようにできているのです。
スイッチを入れなくても呼吸をし続けて、
心臓は勝手に拍動し、少々食べ過ぎたってひたすら消化してくれる・・・
これってすごいことだと思いませんか?
私たちの身体には、私たちが制御できる範疇を大幅に超えた
高度なシステムが元々備わっているのです。
思考は条件で変わる
今日は、関東で大雪が降っています。
雪国から見たら「こん程度で騒ぎ過ぎじゃ~」
なんて笑われるかもしれませんが
普段雪の降らない首都圏では大変なことです。
住む環境が違うと、物の捉え方が全く変わってくる一つの例。
同じ首都圏でも、雪だ~と喜んで遊ぶ人もいれば、転んでは大変だと用心深くなる人もいて。
前提が違えば思考も変わってくる。
思考はうまく使いたいもの。
こと、身体に関しては、思考を使うとややこしくなるので
身体の感覚に聴く方が確かだと感じています。
何かを意識してプラスに働くケースもありますが、
それがどんな風に作用しているかは、
自分の身体に聴いてみると分かります。
誰かの言う正しさに糸口が見つからないのであれば、
自分の身体の声を信頼してみてはいかがでしょうか?
今日は寒かったので、食べたい!と感じてヒエのクリームスープ♡
うま~ぁい 😳 あったまる~♨
身体に聴くってこんなこと♪
明日の朝は道路が凍りそうですので、
みなさま、お気をつけてお出かけください。
それでは、また~
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